レッド・プロポリスとは
世界で最も高品質のプロポリスを生産するといわれるブラジル。その中でもグリーンプロポリスは最上級として知られています。
そのグリーンプロポリスに匹敵するといわれるのがレッドプロポリスです。
生産量が少ないため、あまり知られていませんが、レッドプロポリスとは、どのようなものでしょうか。
レッド・プロポリスの原料
レッドポリスの主な生産地は、ブラジル北東部に広がるマングローブの森です。主として、そこに自生するダルベルジア・エカストフィラムという樹木から採取されます。
その木から分泌される樹液は、空気に触れると赤くなることから、プロポリスの色も赤くあるため、レッドプロポリスと呼ばれます。
その他にもマンゲ・ヴェルメーリョ、アロエイラ、バルバティモン・ヴェルダデイロ、マサランドゥーバなどの樹木もありますが、量的に限られています。
ブラジルのプロポリスの年間生産量は25トンといわれますが、採集地の限られるレッドプロポリスの生産量はわずか数百キロと少ないく、希少価値の高いものです。
レッド・プロポリスの成分
レッドプロポリスは、緑茶の約650倍のフラボノイドが含まれているといわれていますが、一般のプロポリスとは成分が異なります。リキリチゲニン、イソリキリチゲニン、ダイゼイン、フォルモノネチン、ビオカニンAやポリフェノールを豊富に含んでいます。
とくに、イソフラボンに属するダイゼインやフォルモノネチン、ビオカニンAが豊富であるため、他のプロポリスとは違った美容や健康への効果があります。
レッド・プロポリスの効果
レッドプロポリスの効果には次のようなものがあります。鎮痛作用、抗酸化作用、コラーゲン産生促進作用、エストロゲン作用、美白作用、乳がんや前立腺がん等の症状緩和作用。
リキリチゲニンやイソリキリチゲニンも体内の酵素の働きにより、ダイゼインやゲニステインなどのイソフラボンに変化し、前立腺がんの抑制や肝臓癌・脳腫瘍に効果があるとされています。
エストロゲン作用は、閉経後の女性ホルモンエストロゲンの欠乏による更年期障害や骨粗鬆症、心筋梗塞などの予防や治療の効果が期待されています。
コラーゲン産生促進効果や美白効果は、皮膚の新陳代謝を促進し、若々しさを保つ抗酸化作用とともに美容に優れた効果をもたらします。
動物の経口摂取試験では、メラニン生成抑制作用、ヒアルロン酸生成促進作用も確認されていますので、まさに、女性のためのプロポリスといえます。