プロポリス使用上のデメリットは?
どのようなものにも、良い面もあれば悪い面もあります。優れた効能を持つプロポリスにもデメリットはあります。
プロポリスを利用する上でのデメリットを見ていきましょう。
においや味
「良薬は口に苦し」と言いますが、プロポリスも強烈なにおいと刺激的な辛味苦味があります。個性的なものほど癖になると言われるように、慣れると「香り」「味わい」と言えるようになり、製品ごとに異なるミツバチが採取した樹木の香りや深い味わいがわかるようになります。
しかし、初心者にはストレートで飲むことは難しいため、飲み物に溶かして飲んだり、錠剤やカプセルなどにおいや味がほとんどしないものから利用するなど、自分に合った方法・製品を利用するといいでしょう。
飲みにくい
プロポリスの飲み難さはにおいや味だけではなく、油分を含むためべたつきやヤニが歯やコップに付着するということがあげられます。コップに付着したヤニは洗ってもなかなか落ちません。
濃度の濃いものほどその度合いはひどく、飲み方に工夫が必要です。
牛乳には溶けますので、牛乳に溶かして飲むとコップに付着しにくく、まだ残っている場合は、もう一度牛乳を注いで、しばらくして飲むとほとんど残りません。
牛乳も苦手という方は、水に溶けやすい水溶性のプロポリスも販売されています。
プロポリスの成分である油分を除去していますので、効果は多少低くなります。
既往疾患
プロポリスは、ミツバチが植物から採取した樹液や樹脂を唾液に含まれる酵素と混ぜて作ったものです。そのため、蜂アレルギーやアレルギー体質の方は、アレルギー反応を起こす可能性があります。
事前に医師と相談するか、パッチテストなどで確認してから、少量から始めるようにする方がいいでしょう。
また、疾患ではありませんが、妊娠・授乳期の女性や乳幼児の使用は避けてください。
プロポリスにはカフェインが含まれており、カフェインの大量摂取は流産や死産の可能性があると言われています。
プロポリスに含まれる量は多くありませんが、プロポリスが広く利用されるようになってから日が浅いため、データがありません。
安全のために利用は避けてください。
プロポリスにもデメリットはありますので、内容を確認してから利用しましょう。
濃度の高い製品が効能も高いのですが、無理をしての利用では長く続くることはできません。
多少効果が弱まったとしても、自分に適した製品・方法で飲むことが大切です。
長く続けることで効果が得られるものですから。