プロポリスはリウマチに効果があるのか
年間約15000人ほどが発症し、患者数が70~100万人といわれるリウマチ。とくに、30~50代での発症が多く、女性は男性の約5倍という高い確率で発症しています。
そんなリウマチにもプロポリスが役に立っています。
リウマチとは
リウマチは関節に起こることが多いため、一般的に関節リウマチと呼ばれています。免疫の異常により骨膜に炎症を起こし、手足の腫れや痛み、こわばりなどの症状を起こす病気です。
進行するにつれ炎症は進み、軟骨や骨を破壊し、手足を動かすことも困難になります。
細菌やウイルスが体内に侵入すると、白血球が抗体を作り、これを排除しようとします。
ところが、何らかの原因で、身体の組織や細胞を敵とみなして抗体を作り、私たちの身体自体を攻撃するようになります。
細菌やウイルスも原因としてありますが、過労やストレス、ケガ、出産などから発症することもあります。
抗炎症作用が症状を緩和
リウマチの治療としては、鎮痛消炎剤や免疫抑制剤などが使われ、病気の進行を遅らせる方法が取られています。しかし、症状は緩和できますが、免疫力を抑制することになりますので、感染症などにかかりやすく、健康管理を厳重にしなければなりません。
プロポリスの抗炎症作用に即効性はありませんが、継続的に使用することで炎症を抑え、痛みも軽減します。
また、強力な殺菌・抗菌作用は感染症などの侵入を防ぎます。
免疫力も強化するだけではなく、免疫を調整する作用もありますので、自己免疫の異常を改善する働きも期待できます。
薬剤は服用するにも、一時的に中止するにしても副作用などのリスクを伴いますが、天然のプロポリスには懸念する必要はありません。
関節へ栄養補給で回復をサポート
薬剤は症状の緩和と病気に進行を遅らせるだけです。プロポリスにはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分や機能性分が豊富に含まれていますので、損傷部分を修復する働きがあります。
アミノ酸は筋肉や骨、気管や組織を構成する重要な成分です。
プロポリスには軟骨の成分コラーゲンを合成する働きもあります。
豊富な成分が身体の隅々にまで栄養を届け、破損した部分を修復しようと働きます。
プロポリスにはリウマチの症状の緩和、回復の効果が期待できます。
症状の進行状況や進行速度がありますので、プロポリスが完治させることができるとは言えません。
しかし、免疫機能を強化し、調整する働きがありますので、医師に相談のうえ、薬剤を服用しながらプロポリスを摂取することは、治療効果を高めることになります。
また、普段から健康づくりにプロポリスを取り入れれば、リウマチの予防にもなります。