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プロポリスは癌を予防できる?

天然の抗生物質といわれるプロポリスは、様々な疾患に対して効果がありますが、癌に対しても効果があります。
癌にも多くの種類がありますが、その多くの癌に対して有効に作用してくれます。
プロポリスは癌に対してどのように作用するのでしょうか。

癌とは

癌とは、正常な細胞が突然の遺伝子変異によって制御不能の増殖を行うようになった悪性の腫瘍です。
周囲の組織や細胞を侵し、あるいは、転移を行います。
健康な人でも、毎日約5000個の癌細胞が生まれ、消えていくといわれています。
遺伝子を傷つけ癌細胞を作り出すのは、喫煙や飲酒などの生活習慣、ウイルス、紫外線などいろいろな要因があげられますが、特定はされていません。

プロポリスの豊富な抗癌成分

プロポリスにはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分と機能成分が豊富に含まれ、癌に対して効果的に働いています。
短時間に増殖する癌細胞を判別して攻撃するアルテピリンCは多くの癌細胞に対して抗がん作用を持っています。
ジテルペンは正常な細胞を傷つけることなく、癌細胞だけを攻撃します。
その他にも、抗酸化力を持つ成分が癌細胞増殖抑制、転移抑制、抗炎症作用などの抗癌作用を持っています。
抗酸化力の強いビタミンE、抗酸化性ビタミンとの相乗効果を高めるフラボノイドやカテキンなどのポリフェノール類、抗酸化性を高めるセレンや免疫機能に関わる酵素の働きを助ける亜鉛などのミネラル。
プロポリスに含まれる成分が複合的に作用し、相乗効果を発揮して高い抗癌作用が生まれているのです。

免疫細胞を活性化

毎日約5000個の癌細胞が生まれながら癌が発症しないのは、免疫細胞が働いているからといわれています。
私たちの体の中には、リンパ球、マクロファージ、ナチュラルキラー細胞、T細胞、B細胞などの免疫細胞があり、正常な細胞を守っています。
しかし、過労やストレス、不規則な生活などで免疫細胞が不活発になった時、癌が発症しやすくなります。

プロポリスには、抗酸化作用、免疫力強化作用など身体を活性化する作用があります。
免疫力が高まると、カフェイン酸フェネルエステルやケルセチン、クレロダン系ジテルペン、アルテピリンC、その他の成分と相乗効果を発揮して癌細胞の増殖を防いでくれます。

プロポリスは多くの癌抑制効果が確認されていますが、まだ研究の途上で、医薬品としての利用も視野に入っています。
癌の抑制には免疫力の強化が重要なポイントです。
プロポリスに加え、生活面の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事、規則正しい生活なども免疫力を高めるために必要なことです。